便秘薬のマグミットの特徴や効果について解説
2016/07/28

マグミット錠には有効成分として酸化マグネシウムが配合されており、この成分が便秘に対して効いていきます。
酸化マグネシウムというのは腸を刺激するわけではなく、大腸内に水分をあつめることで便に水分を含ませることで便を柔らかくして便秘を解消するメカニズムとなっております。
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このページの目次
マグミットは危険?便秘に悩む妊婦さんが薬に頼ってはいけない理由とは
妊娠中に便秘になった場合、産婦人科の先生からマグミットやマグラックスといった薬が処方され、その薬を飲んで便秘を解消している妊婦はとっても多いようです。
そういった便秘解消薬を飲んで便秘が解消され喜んでいる方!
妊娠中ず〜っとマグミットを飲み続けていたわたしの経験上、どうしても伝えておきたいことがあります。
そのまま長期間マグミットを服用し続けるのはちょっと危険ですよ!
■マグミット(マグラックス)に副作用なんてあるの?
マグミット(マグラックス)は主成分がマグネシウムの薬で、腸の水分量をコントロールする薬。
まぁ、簡単に言うと、便に水分を含ませて便を柔らかくさせる効能があるクスリなのです。なぜ『便を柔らかくさせる必要があるのか?』というと、固い便は柔らかい便よりも排便されにくいうえ、排便時に肛門を傷つける可能性があがるからなのです。
頑張って用を足してもコロコロっというウンチしか出ない場合がありますよね。
これは完全に『便の水分』が不足している状態なのです。
こういった『コロコロウンチ・ガチガチウンチ』は便秘症の典型的な症状で、妊婦さんにも多いようです。
マグミット錠の便秘への効果について
■マグミット錠の便秘解消効果
マグミット錠には有効成分として酸化マグネシウムが配合されており、この成分が便秘に対して効いていきます。
酸化マグネシウムというのは腸を刺激するわけではなく、大腸内に水分をあつめることで便に水分を含ませることで便を柔らかくして便秘を解消します。
また腸管に水分を浸透させる働きを持っているため、便通が通りやすくなり、さらに腸壁にこびりついた宿便も取り除くことができてしまいます。
特に腸の動きが鈍くなった弛緩性便秘、そして便が固くなって直腸内に便が溜まる直腸性便秘によく効きます。またマグミット錠の効果がそれだけでなく、胃酸を調節してくれる働きもあり
便秘だけでなく胃もたれ、胃酸過多などの胃のトラブルにも効果的です。■マグミット錠の効き目
マグミット錠を服用してからどれくらい効果があるのかというとおよそ6~8時間後に便意を催していくとされます。
これは就寝前に服用することで、朝起きたときと同時に便意を感じるようにしており、すると朝の排便のリズムを作り出すことができるのです。
ただ個人差があり、6時間で効果がある人もいれば1日経っても効果がない場合もあります。
ですが臨床実験では酸化マグネシウムによって65%の方が3日以内に便秘を解消することに成功できています。そのため即効性があり、半分以上も解消することができます。
妊娠中でも便秘薬を飲める?妊娠中はマグミット錠について
妊娠中に使ってもよい便秘薬にはいくつかあります。
市販されているものもありますので、以下を参考にしてください。■マグミット錠・マグラックス
「酸化マグネシウム」を主成分とする薬で、昔から産婦人科で処方されており、安全性が高いものです。
胃粘膜の保護作用もあるので便秘とともに、胃の調子がよくないという方によく処方されます。
主成分である酸化マグネシウムは、体内に入っても必要分しか吸収されず、赤ちゃんにも影響が出にいので安心して使えます。
市販薬としては「3Aマグネシア」「ミルマグ」などがあります。■ラキソベロン
「ピコスルファートナトリウム」を主成分とする薬です。
腸内だけに作用し、効果も穏やかで体への負担が少ないことから、妊婦さんにもよく処方されます。
液体タイプもあって自分で飲む量を調節できますが、飲み過ぎて下痢になってしまうと子宮収縮を招きかねませんので、用法・用量を守ってくださいね。
市販薬としては「コーラックソフト」「ピコラックス」などがあります。
病院で処方してくれる便秘薬について
■医師が処方してくれる便秘薬
やはりまずは自力で便秘の改善を望みたいですよね。
妊娠中といえど、便秘解消には通常の改善方法を用いて大丈夫です。
例えば
・食事内容の改善
・体を温める
・適度な運動
それでも
・お腹が張って、苦しい
・腹痛
・3~5日以上の排便がない
このようなときには、産婦人科医に相談しましょう。
便秘をあまりにも我慢しすぎて痛くて倒れた、という人もいますからね。
産婦人科では妊娠中でも服用できる便秘薬を処方してくれます。
ただし必ず処方されたものを使用してください。
市販の便秘薬の中には 子宮収縮作用を持つ成分が含まれていることがあります。
自己判断は絶対やめましょう!!
便秘薬マグミットの特徴
1.マグミットの特徴
まずはマグミット(酸化マグネシウム)の特徴についてみてみましょう。
マグミットにはいくつかの作用があるのですが、主な用途は下剤であり便秘に対して用いられます。
下剤の中では「機械的下剤」という種類に属します。便秘の方の排便を改善させる方法としては、主に2つの方法があります。それは、
水分を増やすことで便を柔らかくする
大腸の動きを活性化させる
の2つです。下剤のほとんどはこの2つのどちらかの作用を持っています。マグミットはというと、便に水分を含ませることで便を柔らかくし、排便を促してくれます。
主な作用としては腸管に水分が多くとどまるようにし、それにより便が多くの水分を含むようにはたらきます。
このように便の容量を水分などで増やして柔らかくし、物理的に排便を促すお薬を「機械的下剤」といい、マグミットもその1つになります。
つまり、マグミットは便が硬くなってしまっていて便秘になっている方に向いている下剤になります。
機械的下剤のメリットは、「耐性が生じないこと」です。
下剤の中でも大腸刺激性下剤(プルゼニド、アローゼンなど)は効果は強いのですが使い続けていると耐性(慣れ)が生じて、徐々に効きにくくなっていきます。その点、マグミットは長期使用しても耐性が生じることはありません。
下剤は長期使うことも多いため、これは非常にありがたい特徴になります。デメリットとしてはマグミットはその主成分が「マグネシウム」というミネラルになりますが、マグネシウムは微量ですが体内に吸収されるため、マグミットの使用を続けていると高マグネシウム血症になる危険がありうるという事です。
実際にマグネシウム製剤による高マグネシウム血症を見ることはほとんどないのですが、この理由もあり海外ではマグミットのようなマグネシウム製剤は便秘症に対して一般的ではありません。
ツイッターでのつぶやきや口コミ
マグミットは便に水分を与えてくれる便秘薬で、副作用がすくないから便秘症の人は市販薬より病院でマグミットもらったほうがいいかもよ。
— 病気ネタ@豆知識 (@byoukineta) July 14, 2016
便秘の薬にはマグネシウムを含むものがあります!(マグミット、マグラックスなど)
これらの薬は鉄やカルシウムとの飲み合わせがあまり良くないので注意!!— 杏奈@相互フォロー100% (@dosukoitintin) July 13, 2016
https://twitter.com/ai270/status/753192751882043392
7年越しの低血糖。やっと思い腰を上げ受診したら、どこも異常なし。腫瘍マーカーも全くもって正常。察するに、早食いと不眠症と極度の便秘が原因ではないかと。昨日から飲み始めたマグミットとアミティーザでお腹はゆるゆる #低血糖 #下剤効きすぎ #
— 汐月 (@whklc) July 13, 2016
便秘だからマグミットも飲んだ。
— まめとも (@kurakimoa) July 12, 2016
そして便秘気味だからマグミット錠処方してもろた\(^o^)
— あ (@super__wing) July 12, 2016
便秘つらーって間違えてマグミット2錠飲んじゃった(´°ω°`)
— みぃ@牧場主 (@pokemisa2) July 11, 2016
どーも便秘がちで、乳酸菌でどうにかしようかと思ったけど、どうにもならなかったので、結局産科でマグミット処方してもらいました。あーーめっちゃ効く。お腹も痛くならないし。早く貰えば良かった…( ´∵`)
— みつば@26週 (@ayiwtn) July 11, 2016
7月9日。病院訪問。
ビターザ点滴7月6日より開始。(4日目)
副作用は特になし。
今回はマグミット服用にて便秘も解消していると。— ぴのゆか2号 (@nursing_pino) July 10, 2016